配線ダクトのULとは

配線ダクトは配線を一つにまとめて、すっきりさせる時に使用する用品であり、大量の配線を使用しているオフィスや作業場などの場所で使われている製品です。配線ダクトと一口に言ってもいろいろな種類があり、またその設置方法も様々です。日本国内でダクトを使用する際は特に日本には規定がないので、それを自由に選ぶことができます。しかしオフィスや作業場での安全面を考えた場合は、より安全性が高いものを適切な場所に適切な設置方法で、取りつけることが必要になってきます。

品質が良くないダクトを使用すれば、通信に問題が生じたり最悪の場合には火災が発生する恐れがあります。アメリカでは配線ダクトに適用される規格があり、これはUL規格と呼ばれアメリカ保険業者安全試験所が認証を行っています。この規格は材料や装置、部品や道具などの製品の機能や安全性を標準化することを目的にしたものです。アメリカではほとんどの電気製品はUL規格の認証を受けています。

UL規格は配線ダクトに対しては製品そのものや使用されている樹脂に認証される規格となっています。UL規格に準じているダクトは値段が比較的高く、コスト面で不利なことが多いのですが、それを使用する場所の安全性を考えるとこの規格に準じている製品を選んだほうが良いのは言うまでもありません。特に夜間には誰もいなくなるオフィスや作業場では、UL規格に準じた配線ダクトを使ったほうが安全であり、安心できます。

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